訪問看護師はどのような時間に勤務しているのでしょうか。あまり知られていない訪問看護師の勤務時間についてご紹介していきましょう。
訪問看護師として1日働く場合、8:30もしくは9:00に始業し平均して4~5件の訪問を行います。
都市部や住宅の密集している地域と地方では移動にかかる時間が違うため、カバーするエリアの広い地方の訪問看護ステーションでは1日3~4件になることもあるようです。
このサイトで紹介しているステーションの情報を参照すると、1件あたりの訪問時間は平均60分で、訪問後の記録やミーティングなどを含め勤務時間は7.5時間もしくは8時間勤務としている事業所が多いようです。
訪問看護師の所属する事業所では、病院や特別養護老人ホームをはじめとする入院や入居者のいる施設に比べて残業時間が少ない傾向にあります。
記録や情報共有、月末月初にかけての報告書の作成や請求業務など看護業務以外の間接業務などが主な残業内容です。
最近はスマートフォンやタブレットなどのICTツールを活用し業務を効率化したり、医療事務の専門スタッフの在籍して残業を少なくするよう取り組んでいる訪問看護ステーションも増えてきています。
病棟勤務と比べて比較的融通の利く働き方ができる印象のある訪問看護師ですが、実際はどのような働き方をしているのでしょうか。具体的に見てみましょう。
フレックス制とは、勤務時間を「9時から17時まで」などと決めずに柔軟に調整できる制度です。
基本的な就業時間は決まっていますが、必ず出勤していなくてはいけないコアタイムと自由な時間を自分で決めて働くことのできるフレキシブルタイムの組み合わせで運用されています。
訪問看護の事業所で適用する場合は、主にミーティングや利用者の訪問にあたる時間をコアタイムとし、訪問準備や記録などをフレキシブルタイムで個々が調整しているようです。
生活と仕事の調和が図りやすく、ライフワークバランスが実現できるといったメリットがあります。
労働基準法により入社後6カ月間の継続かつ全労働日の8割以上出勤した労働者は年次有給休暇が取得できることになっています。
担当の利用者を抱える訪問看護の仕事では、休みを取る際はあらかじめ訪問スケジュールを調整するなどの必要があり取得しづらい印象がありますが、最近はスタッフ間の協力体制がきちんと整っている事業所が増えています。
また、1日や半日だけではなく、時間単位で有給取得できる制度を導入し有給休暇取得の後押しをしているところもあります。
有給休暇を取りやすいような環境の整った職場での仕事は、モチベーションが高く保たれるというメリットがあります。
訪問看護ステーションの多くは病院の外来やクリニックのように土日祝日がお休みになっています。
利用者の家族も土日祝日はお休みのため訪問看護を利用する人が少なくなることが理由の一つのようです。
土日祝日が休みになると、小さなお子さんがいる場合は家庭と仕事の両立がしやすいというメリットがあります。
その他にも家族や友人と休日を合わせやすくなったり、リフレッシュや趣味のための予定を立てやすくなるというメリットもあります。
現在活躍されている訪問看護師は、どのような経緯を経て訪問看護師になったのでしょうか?その詳細を探るべく、転職する前のお話から現役での働きやすさなど、訪問看護師の生の声をインタビューさせていただきました!
仕事と休日のバランス、勤務体系、給与など人によって重視する働き方は様々。
ここでは看護師としての経験がある人に向けて「働き方別」に訪問看護ステーションを厳選しました。
仕事もプライベートも
両立して働く
決められた時間で
パートとして働く
すえひろ
訪問看護ステーション
引用元:すえひろ訪問看護ステーションHPキャプチャ
http://suehiro-nurcing.sakura.ne.jp/suehiro-nurcing/index.html
高収入で
しっかり稼いで働く
LE 在宅・施設 訪問看護
リハビリステーション
引用元:LE 在宅・施設 訪問看護リハビリステーション
https://www.lovei.co.jp/