病院の看護師とは異なり、利用者の自宅までケアに訪れる訪問看護。人によって向き不向きが分かれる仕事です。ここでは、訪問看護に向いている人と向いていない人について解説します。
訪問看護に向いているのは、臨機応変な対応が可能な方です。訪問看護は利用者によって状況が異なるほか、訪問看護に対するニーズも違います。訪問看護の現場では、利用者の要望に対して、個々の状況を考慮して対応できる人材が求められています。
これまでの知識や経験を活かし、一人ひとりの環境に合わせた提案を行ったり、時には利用者家族をフォローしたりできる方は、訪問看護の仕事に向いているでしょう。
コミュニケーションを取るのが得意な方も訪問看護の仕事に向いています。訪問看護は、本人や家族との信頼関係が重要な仕事です。信頼関係を深めるためには、サービスを通してコミュニケーションを取ることが求められます。
コミュニケーションを深めることで、利用者や家族に寄り添ったサービスの提供が可能になります。人と喋るのが好きな方、コミュニケーションが得意な方は、楽しく仕事をこなせるでしょう。
「利用者に寄り添った看護がしたい」という強い意志がある方も、訪問看護の仕事向きといえます。訪問看護の仕事は、利用者のケアを優先しつつも、利用者や家族の意向を汲んだ対応が求められます。病院の看護とは違い、「利用者の生活を支える」ことが重要ですので、利用者と家族に寄り添いながら看護する必要があります。
病棟看護の仕事と比較すると、一人の利用者に向き合う時間をしっかり確保できるので、治療だけでなく利用者の生活を支えたいと考えている方は、訪問看護の仕事が適しているでしょう。
「利用者に寄り添った看護がしたい」という強い意志がある方も、訪問看護の仕事向きといえます。
体力と精神力に自信がある方も訪問看護の仕事がおすすめです。東京都内の場合、移動に自転車を利用している事業所が多いため、数キロ〜十数キロを自転車移動できる体力が必要です。また、利用者様の自宅の状況や季節によって暑かったり寒かったりするので、精神的に辛さを感じる場面も少なくありません。そうした状況を苦に感じず、かつ長距離の自転車移動に問題がなければ、訪問看護の仕事を検討してみましょう。
当サイトでは、実際に訪問看護師として働いている方にインタビューをしています。インタビューの中で、訪問看護のやりがいについてもお伺いしているので、気になる方はチェックしてみてください。
医療的措置を重視したい方は訪問看護が向いていません。訪問看護では、医療への依存度が高い利用者に対して、医療的措置を取ることもあります。しかし、ほとんどの利用者は療養が中心で、お世話をするケースがほとんどです。ケアのペースも人それぞれで、中には医療的措置がほぼ不要な利用者もいます。医療処置を好む方にとって、訪問看護の仕事はやりがいを感じられないかもしれません。
利用者の自宅へ上がることに抵抗がある方も、訪問看護の仕事は避けるべきでしょう。さまざまな利用者の自宅を訪問しますので、中には衛生環境に問題があったり、ペットの臭いが強かったりする場合もあります。ホコリやペットのアレルギーがある方や、潔癖性がある方は、強いストレスを感じることになるでしょう。また、訪問看護は利用者宅への訪問が必須なので、仕事を続けることも難しいといえます。
オンコールに対してストレスを感じる場合、訪問看護の仕事は不向きです。オンコール担当時に連絡があった場合、いかなる状況であっても緊急訪問が必要であれば、利用者の自宅へ訪問する必要があります。そのため、当番日は勤務時間外も常に携帯電話を持ち歩き、対応できるよう体制を整えておかなくてはいけません。
中にはオンコールなしの事業所もあります。もし仕事とプライベートを分けて考えたい方は、オンコールなしの求人を検討するのも一つの手です。
現在活躍されている訪問看護師は、どのような経緯を経て訪問看護師になったのでしょうか?その詳細を探るべく、転職する前のお話から現役での働きやすさなど、訪問看護師の生の声をインタビューさせていただきました!
仕事と休日のバランス、勤務体系、給与など人によって重視する働き方は様々。
ここでは看護師としての経験がある人に向けて「働き方別」に訪問看護ステーションを厳選しました。
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